第5回車いすソフトボール体験会を開催しました!!

 9/29(日)山梨県立青少年センターにて「第5回車いすソフトボール体験会」を開催しました!6月から数えて早5回目の車いすソフトボール体験会。30名近くの回もあれば10名弱などと人数にばらつきがあった過去回ですが、今回はなんと50名近くの参加となりました!時間の都合上、10名ほどは最後までご体験できなかったようですが、最終的に35名と多くの方に車いすソフトボールを楽しんで頂きました。
 ところで、車いすソフトボールはあまり接触(コンタクト)プレーが多いスポーツではないとはいえ、間違いが起こると怪我をしてしまう可能性もあります。そのため、体験会の冒頭ではいつも通り競技用の車いすに乗る際の注意点からスタートしました。注意点は大きく分けて3つあります。

 ①競技用車いすへの乗り降りの仕方
 ②乗り降りの際のサポートの必要性
 ③プレー中の足の扱い

 1つ目は「競技用車いすへの乗り降りの仕方」についてです。競技用車いすは乗りながら激しい動きをしても、大きな音が出るほどのコンタクトをしても早々壊れることはありません。というのも、競技用の車いすは約25万円~/台と高価なため頑丈に作られているからです。ただ、1か所だけうっかりするとすぐに壊れてしまう部分があります。そこは足を置く役目を担う「フットプレート」です。フットプレートは、基本的に足を置くためだけに作られています。そのため、乗り降りの際、足から乗ろうとするとフットプレートへ全体重がかかってしまい、プレート破損に繋がります。この事態を避けるために、皆様には「乗る時はお尻から乗って足を入れる。降りる時は足を出してからお尻を上げる」という事に気を付けて頂いてます。

競技用の車いす フットレスト&バンパー

 次は、2つ目の「乗り降りの際のサポートの必要性」についてです。病院にあるような日常用の車いすと競技用の車いすを思い描いて下さい。そこで、ブレーキが付いている車いすはどちらでしょうか。実は日常用の車いすにはブレーキが付いていますが、競技用の車いすには付いていません。そのため、お尻から乗ろうとすると車いすがどんどん後退りしてしまい、ちょっとしたケガに繋がりやすくなっています。そこで、皆様には「車いすの後部についている取っ手を抑えてもらって、車いすが動かないことを確認してから乗るようにしましょう」と伝えています。乗り降りの際にサポートしてくれる方の存在は本当に大事です。
 最後に、3つ目の「プレー中の足の扱い」についてです。プレーしている最中に足をフットプレートに置かず、車いすの前に出している人が散見されます。この際、例えば正面同士でコンタクトがあったとしたら、車いすの前に出していた足はどうなったでしょうか。恐らく挟まれてしまいます。捻挫、打撲だけならまだしも(良くはありませんが)、骨折に繋がることもあります。そこで「しっかりと足はフットプレートに置いてプレーしましょう」と意識を新たにして頂いてます。
 注意点を説明した後は、車椅子の基本動作や鬼ごっこ、キャッチボールにバッティングと車いすソフトボールを骨の髄までご体験頂きました。
 体験会終了後は山梨WSC所属の選手、そして山梨県立甲府支援学校からお越しくださった方を囲い質疑応答の時間。車いすソフトボールというスポーツを通して時間を共有したためか、沢山の質問が飛び交いました。中には「家の中でも車いすを使って生活しているのか」という質問もあり、車いす生活上での工夫について言及することもありました。一重に車いすに乗っているからと言って、家でも日常用の車いすに乗って生活しているかというとそんなことはありません。車いすで生活している人もいれば、車いすを使わず、取っ手を利用したり、床を這ったりしながら生活している人もいます。お話を伺って「人それぞれ」ということを再認識しました。
 ご参加して頂いた皆様にとって有意義なお時間になったのではないかと思います。

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